日本のフードデリバリーサービスの代表として挙げられるのがUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館ですよね。
Uber Eats(ウーバーイーツ)はアメリカ発の世界的なフードデリバリーサービスで、出前館は日本で20年以上サービスを展開している日本最大の出前サービスです。
そんなUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館は何が違うのか?ユーザーとして注文する立場と配達員になって働く立場、両方の立場に分けて総合的に徹底比較しました。
以上のことを比較しましたので、Uber Eats(ウーバーイーツ)か出前館で注文しようとしている方、配達してお金を稼ごうとしている方は是非ご覧ください。
- 配達1件あたりの報酬は出前館の方が高い
- Uber Eatsは登録できる車両は1つだけだが、出前館は複数の車両を登録できる
- Uber Eatsにはチップがあるが出前館にはない
- 給料日はUber Eatsは週払いで、出前館は月2回
- Uber Eatsは注文者に配達員の名前や顔写真が表示されるが、出前館は表示されない
この記事の目次
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の配達員を比較
まずは配達員として働く側の立場としてUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館を比較していきます。
なお、出前館の配達員は出前館アルバイトスタッフではなく、業務委託配達員を比較していきます。
詳しくは「現在の出前館の配達員の雇用形態は業務委託のみ!アルバイトとの違いとは?」に記載していますのでご覧ください。
まずは配達員の違いをざっくりと比較表にしました。
サービス名 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
報酬システム | 出来高制(距離や需要などにより変動) | 出来高制(距離や需要などにより変動) |
平均時給 | 約1,300~2,000円 | 約1,400~2,000円 |
報酬単価 | 約500~650円 | 約700~800円 |
配達件数 | 1時間に3~5件 | 1時間に2~4件 |
チップ | あり | なし |
給料日 | 週払い | 月2回 |
保険 | 対人・対物賠償責任、傷害補償見舞金 | 対人・対物賠償責任、傷害補償見舞金 |
配達の服装 | 完全自由 | サンダル、短パンNG |
募集ページ | Uber公式サイト | 出前館の配達員募集サイト |
主な違いを比較していきます。
配達報酬の仕組みと1件あたりの収入を比較
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の配達で得られる報酬の仕組みは、どちらも完全出来高制(成果報酬型)ですが算出方法が違います。
まずはUber Eatsと出前館の配達報酬の算出方法や仕組みをご紹介します。
Uber Eatsの配達報酬の仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達報酬の算出方法は「配送料(基本金額+配達調整金額)+インセンティブ」です。
配送料(基本金額+配達調整金額)はAI(人工知能)によって自動算出され、需要や距離、配達している車両の種類などによって変動します。
そのため、同じ距離の配達でも時間帯やエリアによって料金が変わります。
需要があるランチタイムやディナータイムの方が報酬が高く、14時~17時くらいのアイドルタイムの方が報酬が低い傾向にあります。
配達1件あたりの報酬は、インセンティブを加えて考えると、約500~650円程度が一般的な相場です。
Uber Eatsの配達報酬やインセンティブについては以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
出前館の配達報酬の仕組み
出前館の配達1件あたりの収入はどのような仕組みで決まるのかというと、「基本報酬400円×ブースト」です。
基本報酬は400円で、1.1倍から最大3倍までのブースト(インセンティブ)が追加されます。
ブースト額は主に配達距離によって加算されます。配達する距離が遠いほどブースト額が増加します。
配達距離以外にも時間、注文数と配達員のバランス、加盟店の状況などを考慮して、各オーダーごとに算出されます。(詳しい算出方法は非公開)
ちなみに、出前館の配達員募集サイトによると、出前館の配達1件あたりの平均報酬金額は750円以上だそうです。(2023年1月の全国平均)
出前館のブーストや報酬については以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
Uber Eatsと出前館で配達1件あたりの報酬が高いのはどっち?
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の1回の配達単価はどちらが高いか、結論としては出前館の方が1回の配達単価は高いです。
Uber Eatsの報酬は距離などによって変動しますが、1回の配達単価は平均500~650円くらいです。
一方、出前館では、1回の配達ごとの平均収入が700~800円ほどです。
インセンティブやエリアによっても変動しますので、一概には言えませんが、基本的には出前館の方が1回の配達収入が150円~200円ほど高い傾向にあります。
Uber Eatsと出前館の配達依頼件数を比較
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の配達依頼件数を比べると、結論としてはUber Eatsの方が配達依頼件数は多いです。
エリアや曜日、時間帯によって異なるので、一概には言えませんが、Uber Eatsは1時間に3~5件ほどの依頼があり、出前館は1時間に2~4件ほどの依頼があるため、わずかですがUber Eatsの方が依頼数は多いです。
収入はUber Eatsと出前館どっちが稼げる?
1回の配達単価が高い出前館と配達依頼件数が多いUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、結局どっちが稼げるのか、結論から言うと出前館の方が若干稼げる。
もちろん配達エリアや曜日、時間帯などによって異なりますが、出前館の平均時給は約1,400円~2,000円で、Uber Eatsの平均時給は1,300円~2,000円ほどです。
ちなみに、2022年3月に当サイトのLINE公式アカウント内で、Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の両方で配達している方々に対して「どちらが稼げるか?」とアンケートを行いました。
その結果、アンケートに回答した90人のうち、Uber Eatsが稼げると答えた人は40人(44.4%)、出前館が稼げると答えた人は50人(55.6%)でした。
わずかですが、出前館の方が稼げると感じる人が多い結果となりました!
登録方法や登録条件の違い
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の登録方法や登録条件の主な違いを比較表にしました。
サービス名 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
車両 | ・自転車 ・125cc以下バイク ・125cc超バイク(事業用車両) ・軽自動車(事業用車両) | ・自転車 ・125cc以下バイク ・125cc超バイク(事業用車両) ・軽自動車(事業用車両) |
年齢 | 18歳以上(高校生OK) | 18歳以上(高校生NG) |
服装 | 自由 | サンダル、短パンNG |
保険 | 対人・対物賠償責任、傷害補償見舞金 | 対人・対物賠償責任、傷害補償見舞金 |
掛け持ち | OK | OK。ただし他社バッグの場合はロゴを隠す |
登録の流れ | Webのみで完結。最短1日で登録完了 | Webのみで完結。理解度チェックテストを受講して最短3日で登録完了 |
主な違いを比較していきます。
服装の違い
服装はUber Eats(ウーバーイーツ)は自由ですが、評価があるのでなるべく清潔感のある服装で配達したほうがいいです。
一方、出前館は服装には厳しい規定があります。サンダルやクロックス、短パンの配達は禁止です。
特に真夏に短パンがNGなのは厳しいですね。
他のフードデリバリーと掛け持ちできる?
Uber Eats(ウーバーイーツ)も出前館も他のフードデリバリーと掛け持ちして配達することはできます。
つまり、Uber Eatsと出前館の両方のアプリを同時にオンラインにして、先に配達依頼が来た方を配達するということができます。
この方法を使えば、これまで以上に収入を増やすことができるので、収入を増やしたい方は、両方のサービスに登録することをおすすめします。
実際、配達バイトの経験が豊富な人のほとんどは、複数の配達バイトに登録していることが一般的です。
ちなみに、出前館で配達するときはUber Eatsの配達バッグのロゴ部分は隠さないといけません。
ですので、このようなロゴ無しの配達バッグで配達するか、黒のマスキングテープなどでロゴを隠して配達しなければいけませんのでご注意ください。
Uber Eats配達パートナーの登録の流れ
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーに登録するには、Uber公式サイトから応募して、全てオンライン上で登録手続きが完了できます。
Uber Eatsの登録手続きの流れは以下の通りです。
- Uber公式サイトからアカウントを作成する
- プロフィール写真や必要書類をアップロードする
- Uber Driverアプリをインストールする
- 交通安全講座を受講する
- 銀行口座を登録する
- 書類が承認されたらアカウント有効になる
登録手続きは6つのステップがあるので、一見、少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、実際には簡単で、最短で1日で登録が完了します。
Uber Eats配達パートナーの詳しい登録方法はこちらに書いていますのでご覧ください。
出前館の配達員の登録の流れ
出前館の配達員に登録するには、出前館の配達員募集サイトから応募して、全てオンライン上で登録手続きが完了できます。
出前館の配達員の登録の流れは以下の通りです。
- 出前館の配達員募集サイトから配達員に応募する
- 必要事項の入力および必要書類をアップロードしてして本登録する
- 研修動画の視聴と確認テストを行う
- アカウントが発行され稼働可能になる
実際に稼働できるまでも早く、応募してから最短3日で配達を始められます。
出前館配達員の詳しい登録方法はこちらに書いていますのでご覧ください。
現在、出前館では4月30日まで「出前館デビュー応援キャンペーン」開催中です!
今、出前館の配達員に登録すると、報酬が最大50%アップされます。(基本報酬400円が600円に増額)
早く登録すればするだけ報酬アップ期間は長くなるので、出前館に興味がある方はなるべく早めに登録することをオススメします!
※当キャンペーンは地域限定です。対象都市は配達員募集ページの【キャンペーン対象のエリアはこちら】をご覧ください。
Uber Eatsと出前館の配達員のその他の違い
その他、Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の配達員の違いをざっくり箇条書きでご紹介します。
Uber Eatsと出前館の配達員の主な違い
- Uber Eatsは登録できる車両は1つだけですが、出前館は複数の車両を登録できる。
- Uber Eatsにはチップがあるが出前館にはない。
- 給料日はUber Eatsは週払いで、出前館は毎月2回(5日と20日)。
- Uber Eatsは注文者に配達員の名前や顔写真が表示されるが、出前館は表示されない。
Uber Eats配達パートナーの詳しい情報は「Uber Eats配達パートナーの仕事を徹底解説!」に記載していますのでご覧ください。
出前館の配達員の詳しい情報は「出前館の配達員の仕事を徹底解説!」に記載していますのでご覧ください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館を注文者目線で比較
続いて、Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の料理を注文する側(ユーザー)の目線で違いを比較していきます。
サービス名 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
配達エリア | 47都道府県 | 47都道府県 |
掲載店舗数 | 180,000店舗以上 | 100,000店舗以上 |
送料・手数料 | 送料:50円~ 手数料:商品代金の10% | 420円(商品代金1,500円以下は310円) |
支払い方法 | ・クレジットカード ・デビットカード ・現金 ・PayPay ・LINE Pay ・Apple Pay ・楽天ペイ | ・クレジットカード ・デビットカード ・現金 ・Amazon Pay ・PayPay ・LINE Pay ・Apple Pay ・携帯キャリア決済 ・請求書払い |
クーポン | 4,500円割引 | 不定期でキャンペーン開催 |
配達する人 | 業務委託配達員 | ・店舗スタッフ ・出前館アルバイト ・業務委託配達員 |
公式サイト | Uber Eats公式サイト | 出前館 |
ざっくりですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館はこのような違いがあります。
では、詳しく比較していきます!
Uber Eatsと出前館の配達エリアを比較
配達エリアはUber Eats(ウーバーイーツ)より出前館の方が広域です。
現在、Uber Eatsは全国の47都道府県でサービスを提供しており、多くの主要都市で利用可能です。
ただし、地方都市では、中心街などでの利用が主で、郊外などでは使えない場合もあります。
自宅や会社がUber Eatsの対応エリアに含まれているか知りたい場合は、Uber Eatsのアプリをダウンロードして配達先の住所を入力すれば確認できます。
Uber Eatsのエリアについては以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
一方、出前館は日本全国の47都道府県で利用可能で、人口の少ない市や町でも注文できます。
自宅や会社が出前館の対応エリアに含まれているか確認したい場合は、出前館の公式サイトで郵便番号を入力すれば確認できます。
出前館のエリアについては以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
Uber Eatsと出前館のレストランの違い
提携している店舗数は、Uber Eats(ウーバーイーツ)が18万店舗以上、出前館が10万店舗以上で、Uber Eatsの方が多いです。
Uber Eatsは個人レストラン、中小飲食店、大手チェーンレストラン、デリバリー専門店、コンビニなど、多様な店舗と提携しています。
主要都市ではハンバーガー、寿司、中華料理、カレー、タピオカドリンクなどさまざまなジャンルの料理が揃っているため、自分の好みの料理を注文できます。
一方、出前館は以前はピザや寿司のようなデリバリー専門店だけでしたが、2020年から個人レストランや中小飲食店、大手チェーンレストランも増え、Uber Eatsに匹敵する幅広い選択肢が増えました。
ただし、個人レストランに関してはまだUber Eatsの方が充実しています。
あと、大きな違いはUber Eatsの方が遠い距離のレストランからも注文できます。(その分配送料は高くなりますが)
Uber Eatsは注文場所から約5~6kmのレストランからも注文できますが、出前館は約3km圏内です。
都心部では問題ありませんが、郊外では選択肢が限られるかもしれません。
よって、現時点では出前館よりUber Eatsの方が提携店舗数も実際に注文できるレストラン数も多いです。
料金はどっちが安い?
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の注文料金はどちらが安いか気になりますよね。
結論から言うと、商品代金が1,500円以下の場合、Uber Eatsの送料が安く、商品代金が1,500円を超えると出前館の方が安いです。
まず前提として、Uber Eatsと出前館の料理の値段は同額です。
Uber Eatsと出前館は、料理の値段は同額ですが、注文にかかる送料や手数料は違います。
どのように違うのか比較表にしました。
項目 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
送料 | 50円~ | 420円(商品代金1,500円以下は310円) |
サービス料 | 商品代金の10%(上限350円) | なし |
少額注文手数料 | 700円未満で150円 | なし(ただし最低注文金額がある) |
Uber Eatsの送料は50円~で、基本的には配達距離が遠いほど送料が高くなる仕組みです。
一方、出前館では、距離にかかわらず送料は一律420円です。ただし、商品代金が1,500円以上になると、送料は310円になります。(送料は店舗によって変わりますが多くの店舗はこの料金設定です)
送料の観点から見れば、Uber Eatsの方が安いようですが、Uber Eatsでは商品代金に対してサービス料10%(上限350円)がかかります。
Uber Eatsの料金については以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
Uber Eatsと出前館の送料・手数料を比較しました。(Uber Eatsの送料は150円で計算)
商品代金 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
500円 | 350円 | 420円 |
1,000円 | 250円 | 420円 |
1,500円 | 300円 | 310円 |
2,000円 | 350円 | 310円 |
2,500円 | 400円 | 310円 |
3,000円 | 450円 | 310円 |
3,500円 | 500円 | 310円 |
上記の通り、商品代金が1,500円以下ならUber Eatsの送料が安く、商品代金が1,500円以上なら出前館の送料が安いです。
このため、Uber Eatsは1人で注文する際に向いており、出前館は家族や複数人で注文する際に向いています。
また、Uber Eatsには月額498円で送料が定額になる「Uber One」というサブスクサービスがあります。Uber Oneメンバーは、商品代金が3,100円未満の場合、出前館よりもUber Eatsの方が送料が安くなります。
Uber Oneは月に2~3回利用すれば元が取れるので、Uber Eatsを月に3回以上使う方はUber Oneを購入することがおすすめです。
Uber Oneについては以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
配送品質や配達の速さの違い
フードデリバリーサービスを注文する上で懸念されるのが配送品質ですよね。料理がぐちゃぐちゃにならずにちゃんと届くか心配される方も多いでしょう。
結論から言うと、配送品質が高いのは出前館です。
出前館の方が配達が丁寧
Uber Eats(ウーバーイーツ)の料理を配達する人はレストランやUber Eatsのスタッフではなく、業務委託の個人事業主です。
面接などはなく、誰でも登録して配達できます。このため、配達員は多いですが、品質が落ちることもあります。
一方、出前館で料理を届けてくれる配達員は、「自店舗の配送スタッフ」「出前館のアルバイト」「業務委託配達員」の3通りです。
「自店舗の配送スタッフ」はピザーラや上海エクスプレスのようなデリバリー専門店が自店舗で雇っている配達員です。しっかり安定した配達用のバイクで届けてくれるので安心です。
「出前館のアルバイト」は出前館が雇っているアルバイトスタッフです。バイクの場合や自転車の場合もありますが、教育もしっかりしているので比較的信頼できます。
「業務委託配達員」はUber Eats配達パートナーと同じ個人事業主です。
ただ、出前館の業務委託配達員はUber Eatsである程度経験を積んだ人がほとんどです。そのため、ベテラン配達員が多いので、Uber Eatsより安心できます。
Uber Eatsの方が配達は速い
配達の速さはそこまで違いはありませんが、若干Uber Eatsの方が速いかなと思います。
Uber Eatsはアメリカを含む世界中のデータが蓄積されているので、AIが優秀で配送効率がいいです。
とはいえ、出前館も配送予定時間より遅れることはほとんどないので、配達のスピードはそこまで気にすることはないと思います。
出前館は雨の日に強い
あと、出前館は雨の日に強いです。
Uber Eatsは業務委託配達員だけなので雨の日の配達員が少ないことがあり、注文できないこともありますが、出前館は自店舗の配送スタッフやアルバイトも含めているため、雨の日でも注文が可能です。
雨の日こそフードデリバリーサービスを使いたいですからね。私も雨に日は出前館を利用しています!
Uber Eatsと出前館のアプリを比較
注文アプリの使い方は、好みはあると思いますが個人的には、出前館よりUber Eats(ウーバーイーツ)のアプリの方が使い勝手が良いです。
Uber Eatsと出前館のアプリの違いをざっくり比較表にしました。
項目 | Uber Eats | 出前館 |
---|---|---|
TOP画面表示 | ・送料 ・配達時間 ・評価 | ・送料(無料のみ) ・配達時間 ・評価 ・最低注文金額 |
絞り込み検索 | ・料理ジャンル ・価格帯 ・食事制限あり | ・料理ジャンル ・配達時間 ・決済方法 ・こだわり条件 |
並べ替え | ・あなたへのおすすめ ・人気の料理 ・評価 ・配達時間 | ・ランキング ・配達時間 ・最低注文金額 ・評価 |
GPS追跡機能 | あり | あり |
ひとつずつ違いを比較していきます。
トップ画面表示
アアプリのトップ画面は重要ですよね。レストランをタップする前にある程度情報を知っていた方が便利です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)も出前館もトップ画面に記載されている情報はほとんど同じです。
ただし、出前館は送料無料のレストランだけ「送料無料」と表示されており、送料がかかるレストランについては詳細を見ないとわかりません。
また、出前館の一画面に表示されるレストラン数は約5件程度ですが、Uber Eatsは約3件程度です。
Uber Eatsは見やすくて大きな画像や文字が使われていますが、レストランを探すためには多少スクロールが必要です。
アプリのデザインは個人の好みによる部分もありますが、私個人的にはUber Eatsの方が使いやすいと感じます。
絞り込み検索
絞り込み検索とは、多くのレストランから条件を選んで絞り込んで表示する機能です。
絞り込み検索での大きな違いはUber Eats(ウーバーイーツ)は「価格帯」で絞り込めることです。
価格帯は「¥~¥¥¥¥」の4つの段階あり、¥が多いレストランほど高級で料金が高いことを示します。
これにより、予算に合ったレストランを探しやすくなります。
また、Uber Eatsのアプリでは、「食事制限あり」という項目があり、「ベジタリアン、ビーガン料理、グルテンフリー料理、アレルギー対応」の条件で絞り込むこともできます。海外企業らしい特徴ですね。
一方、出前館では、「こだわり条件」という項目があります。ここで「送料無料、最低注文料金なし、ポイント・クーポン使える」などを選んで絞り込むことができます。
並べ替え
並べ替えはほとんど一緒ですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)には「あなたへのおすすめ」順に並べ替えできます。
今まで注文した履歴から好きそうなレストラン順に並べ替えて表示してくれます。世界中にデータを多く持っているからこそ実現できる仕組みです。
また、Uber Eatsと出前館の両方で「評価が高い順」に並べ替えできますが、Uber Eatsは評価が5点満点の平均しか表示されません。
出前館は、評価だけでなく他のユーザーの口コミも見ることができます。これはかなり利点がありますね。
GPS追跡機能
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達員の現在地がアプリ上でリアルタイムに確認でき、配達の到着予想も正確にわかります。
出前館も「出前館がお届け」と書いているレストランを注文した場合に限り、GPS追跡機能があります。
ただし、現時点ではUber Eatsに比べて性能が低く、リアルタイム性は高くありません。位置情報が正確でないこともあるため、あまり当てにしない方が良いです。
よって、GPS追跡機能は出前館よりUber Eatsの方が優秀です。
クーポン料金やキャンペーンを比較
Uber Eats(ウーバーイーツ)では初回限定で割引クーポンを発行しています。
一方、出前館は期間限定のキャンペーンを不定期で実施しています。
現在のキャンペーンは以下の通りです。
Uber Eatsのクーポン
Uber Eats(ウーバーイーツ)を初めて利用する方は、Uber Eatsのアプリの「プロモーション」欄に、プロモーションコード【いーんじゃない】を入力しますと4,500円の割引クーポンがGETできます。
場合によっては、お店で食べるより安く利用できますので、ぜひ活用してください。
出前館のクーポン
出前館では不定期で初回限定クーポンを配布しています。
現在実施中のキャンペーンについては、公式ページに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
【クーポン金額】
合計2,500円
(1,500円)+(200円×5回)
【期間】
2024年3月17日まで
【条件】
初めて出前館を注文する方
結局Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館どっちがオススメ?
Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館を比較しましたが、どのような人にUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館がオススメかまとめました。
配達員のオススメはどっち?
まずはUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の配達員のまとめです。各サービスはどのような人にオススメできるかまとめました。
- デリバリーバイトが未経験の人
- 自由な身だしなみで仕事をしたい人
- 給料は週払いなので、なるべく早くお金が欲しい人
- チップが欲しい人
- 配達1回の報酬単価が高いので、効率的に稼ぎたい人
- 自転車とバイクなど、複数の配達車両で配達したい人
- 土日はインセンティブが高いので、土日に稼働できる人
結論としては、Uber Eatsと出前館の両方とも登録するのがオススメします!
「なんだよ!」と思うかもしれませんが、正直、Uber Eatsも出前館も甲乙つけがたいくらい同じくらい稼げますし、登録料も月額費用も無料なので、両方に登録しておいて損はありませんからね。
実際、デリバリーバイトで働くほとんどの人は両方に登録しています。
とはいえ、もしどちらか1つだけ選ぶなら、「Uber Eats」がオススメです。
特にデリバリーバイトが初めての人にはUber Eatsが最適です。
なぜなら、アプリが使いやすくて直感的なので、アプリの指示に従えば誰でも簡単にできますし、配達依頼も多いので待ち時間が少なくて、飽きずに働けます。
ですので、まずはUber Eatsに登録して、慣れてきたら出前館にも登録するのもいいかもしれませんね!
この記事がUber Eatsと出前館の配達員選びの参考になれば嬉しいです。
出前館のおすすめポイント!
- 47都道府県で登録可能!日本全国ほとんどのエリアで配達できる
- 配達1件あたり平均700~800円!配達報酬がフードデリバリーの中で一番高額
- エリアや曜日、時間帯などによるが時給にすると平均1,400~2,000円くらい稼げる
- 注文者に名前や顔写真が表示されないので個人情報が知られない
- 自転車とバイクなど配達車両を複数登録できる
- スタッフに電話やメールで連絡できるので、配達仕事未経験者でも安心
※登録は面接もなくWEBだけで完結。申し込みから約3日で稼働できます。
注文するならオススメはどっち?
続いてUber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の注文者のまとめです。各サービスはどのような人にオススメできるかまとめました。
- 1人暮らし
- 個人レストランを注文したい
- 到着が早いので、なるべく早く食べたいとき
- 家族や大人数で使うとき
- 雨の日に利用したいとき
- ピザや寿司などデリバリー専門店で注文したい
やっぱりUber Eats(ウーバーイーツ)は一度試してみる価値があるオススメのフードデリバリーアプリです。
加盟店舗が日本で最も多いため、コンビニから地元の人気レストランまで、さまざまな選択肢があります。
配達員の数も多いので、他のデリバリーサービスよりも迅速に配達されます。
出前館の強みは高い配送品質です。しっかりとした配達員が多いため、安心して注文できます。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)は料理代金の10%の手数料がかかるので少額の注文にオススメですが、出前館は送料だけで済むため、約3,000円以上の大きな注文時にお得に利用できることがオススメです。
とはいえ、Uber Eats(ウーバーイーツ)も出前館も初回限定クーポンがあるので、まだ利用していない方は一度クーポンを使ってお得に利用してみてください!
今Uber Eatsでは初回限定で合計3,400円割引クーポンを配布中です!
Uber Eatsを初めて利用する方は、Uber Eatsアプリの「クーポン・プロモーション」欄に以下のプロモーションコードを入力すると、1,700円×2回の合計3,400円割引クーポンが入手できます。
クーポンを利用すれば、多くの場合、店舗で食べるより安く利用できるので、まだUber Eatsを利用したことがない方はぜひご活用ください!
【プロモーションコード】
おいしい
【Uber Eats公式アプリ】
割引クーポンをGETする
※1,800円以上の注文に限りクーポン適用されます。
おすすめのフードデリバリーサービスのバイトBest3をご紹介します!
出前館は1件あたりの配達報酬がフードデリバリーの中で最も高額で、配達1件あたり平均700~800円です。
平均時給は約1,400~2,000円くらいですが、現在はブースト(インセンティブ)の倍率が高く、時給2,000円以上を稼いでいる人も多いです。
とにかく稼ぎたい人にオススメ!
募集エリア | 全国47都道府県(出前館エリア) |
---|---|
平均時給 | 約1,400~2,000円 |
特徴 | インセンティブがあると配達1件あたり1,000円以上になる場合がある 複数の車両を登録できるので、日によって配達車両の変更可能 注文者に配達員の顔や名前が表示されないので安心 登録は全てWEB上で完結でき、最短3日で稼働できる |
1回あたりの配達報酬がフードデリバリーの中で一番高い
おすすめ度 |
Uber Eatsは加盟店舗数も配達員の数も日本一!最も人気のフードデリバリーサービスです。
平均時給は1,300~2,000円くらいですが、配達に慣れると時給2,000円以上稼げたりします。
アプリの操作も直感的で分かりやすいので、フードデリバリー未経験者にもオススメ!
募集エリア | 全国47都道府県(Uber Eatsエリア) |
---|---|
平均時給 | 約1,300~2,000円 |
特徴 | チップ制度があるので、追加報酬がもらえる可能性がある 服装や髪型は完全自由。金髪、ヒゲ、ピアスなどOK 報酬は週払いなので、金欠気味のときに助かる 登録は全てWEB上で完結でき、最短1日で稼働できる |
配達依頼件数がフードデリバリーの中で一番多いので稼ぎやすい
おすすめ度 |
Wolt(ウォルト)はアプリのデザインや配達グッズがオシャレなので女性に人気!
平均時給は約1,200~1,700円ですが、ピークタイムだと時給1,500~2,000円くらいになります。
Uber Eatsや出前館と比べるとそこまで稼げませんが、ストレスなく快適にできるので、気分転換にも最適です!
募集エリア | 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・埼玉・東京・神奈川・新潟・静岡・愛知・大阪・岡山・広島・徳島・香川・愛媛・福岡・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄(Woltエリア) |
---|---|
平均時給 | 約1,200~1,700円 |
特徴 | 配達員を評価するシステムがない 自転車よりバイクや軽自動車の方が報酬単価が高い サポートの対応が良い |
注文者に配達員の顔や名前が表示されない
おすすめ度 |