飲食店を経営している個人店や飲食企業にお勤めの方で、Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗の加盟を検討している方も多いと思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を加盟することで利益が上がるなら登録したいですよね。
そこで、Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録する費用や手数料はいくら掛かるのか?店舗の登録するにはどうするのか?実際に私も登録しましたので、スクショ画像付きで詳しく解説します!
- Uber Eatsの店舗登録の初期費用は無料
- 売り上げの35%の手数料がかかる(テイクアウトは12%)
- こちらのUber Eatsレストランページ
から申し込んで最短7日で営業開始できる
- メニューの写真撮影は自分でやるかUberに撮影をお願いするか選択可能
- Uberに撮影をお願いする場合は登録が通常より約2週間遅くなる(15枚13,000円)
Uber Eatsの加盟店舗については「【完全ガイド】Uber Eatsレストランパートナーの仕組み、出店費用、出店方法など総まとめ」に詳しく記載していますのでご覧ください。
- 47都道府県で出店可能!日本全国ほとんどのエリアで出店できる
- 初期費用・固定費が完全無料なのでリスクなし!
- 手数料は売上の35%ですがカード決済手数料や銀行振込手数料などは無料!
- 他のデリバリーサービスより注文数が断トツ1位!
- 公式サイトから申し込んで最短7日で営業開始できる
※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。
この記事の目次
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録費用・手数料
まずはUber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録した場合に掛かる費用について解説します。
Uber Eatsの店舗登録に掛かる初期費用
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に掛かる初期費用は無料です。
ただ、今は期間限定で無料となっているだけで、本来は登録手数料として50,000円掛かります。予告なく無料期間が終了する可能性もあるので、なるべく早く登録することをおすすめします。
Uber Eatsに支払う手数料
Uber Eats(ウーバーイーツ)の初期費用は無料ですが、注文ごとに以下の手数料を支払う必要があります。
- デリバリー・・・35%
- お持ち帰り・・・12%
上記の手数料は売り上げに対して差し引かれます。
注文ごとに応じて支払う成果報酬型なので固定費は掛かりませんが、結構高いですよね。
ですので、ほとんどのレストランは店舗で提供している料金より、料理代を20~30%高く設定しています。
Uber Eatsの売り上げの支払いは週払い
Uber Eats(ウーバーイーツ)の売り上げの支払いは週払いです。
月曜~日曜までの売り上げ分が翌週の火曜日に登録した銀行口座に振り込まれます。
入金サイクルも早いので、資金繰りには困らなそうです。
なお、Uber Eats(ウーバーイーツ)の出店にかかる費用や手数料については以下の記事に詳しく書いてます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に必要な書類・持ち物
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に必要な書類と持ち物は以下の通りです。
- 飲食店営業許可証
- Uber Eats専用で使うタブレットかスマートフォン
飲食店営業許可証は有効期限内のもので、Uber Eats(ウーバーイーツ)に登録する店舗の住所と飲食店営業許可証に記載している住所は一致していなければいけません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の注文はタブレット端末かスマートフォンで受注します。常に起動していなければいけないので、Uber Eats(ウーバーイーツ)専用で使うものが望ましいです。
スマートフォンだと一部機能が使えなかったり、画面も見にくいので、タブレット端末をおすすめします。
もしタブレット端末などがない場合はUber Eats(ウーバーイーツ)でもレンタルできます。レンタル料は22,500円で、機種はLenovo(レノボ)です。
レンタル料は最初に支払うのではなく、売り上げから差し引かれます。
今はタブレット端末は2万円前後で購入しているので、レンタルするなら購入したほうがいいかと思います。
オススメはメモリ4GB以上のタブレット端末です。
私は最初にメモリ2GBのLenovo B10(10.1インチ)を使用していましたが、動作が遅くストレスを感じたため、4GBのLenovoのM10(10.1インチ)に買い替えました。
LenovoのM10も悪くはないですが、他にオススメのタブレット端末は「OPPO Pad Air」です。メモリ4GBで薄型軽量でデザインもスタイリッシュです。
デザインとか気にならなく、とにかく安いのを希望の場合は「aiwa tab AB8」がオススメです。8インチなので小さめですが、メモリ4GBで最低限の機能がついて2万円を切ります。日本の企業なので安心感もあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録できる条件
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録するには主に以下の条件があります。
- 営業する所在地が記載されている飲食店営業許可証を提出すること
- 1日3時間以上、週4日以上営業できること
- 12~13時、19~20時のどちらか営業できること
- メニュー数は最低5品以上掲載すること(バーチャルレストランは10品以上)
- ネット銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行以外の口座があること
営業時間や日数の条件もありますが、登録後に変更できるので、登録時は条件以上の営業日で申請して、登録後に営業日を変更すれば問題ないです。
売り上げは銀行振り込みで受け取りますが、ネット銀行、信用金庫、ゆうちょ銀行は登録できません。ネット銀行の口座しか持っていない法人も多いと思うのでご注意ください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録方法・手順
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録するには以下の手順で登録します。
※リンクをタップすると各項目にジャンプします
こちらのUber Eatsレストランページから申し込んで、書類の不備もなくスムーズにいって最短7日で営業開始できます。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
①登録する店舗の情報を入力

まずはこちらのUber Eatsレストランページにアクセスし、登録する店舗の情報を入力します。
入力項目は以下の通りです。
- 店舗名
- 店舗住所
- 担当者名
- メールアドレス
- 電話番号
- 業種
電話番号は「携帯電話番号」と記載していますが、店舗の固定電話でも問題ありません。担当者に繋がりやすい電話番号を記入してください。
業種はプルダウンメニューから選びますが、「中華、イタリアン」とかではなく、「レストラン、コンビニ、酒類販売店」という選択なので、ほとんどの方はレストランになると思います。
②Web合同説明会に参加する

店舗情報を送信してから1~3日で「Web合同説明会」の案内メールが届きます。(上画像・左)
Web合同説明会とは、Uber Eats(ウーバーイーツ)のサービス内容の説明や出店の流れなどの案内をZoom(Web会議システム)を使用して行います。
メール内にあるリンクからWeb合同説明会の予約ができます。(上画像・右)
なお、バーチャルレストラン(ゴーストレストランやシェアキッチンを利用した運営など)での出店をする場合はWeb合同説明会は参加できません。
バーチャルレストランで出店する方は、数日後にUberの担当からメールと電話が来ますのでお待ちください。
メールと電話の内容は、次の「③営業許可証やメニューを提出して契約書にサインする」と同じです。
③営業許可証やメニューを提出して契約書にサインする
Web合同説明会が終わったら飲食店営業許可証を提出します。 (バーチャルレストランの場合はメールと電話で案内がきます)
必要に応じて各種酒販免許、食肉販売業許可、ふぐの取扱い許認可証なども提出します。
次にUber Eats(ウーバーイーツ)で販売するメニューや店舗情報を記入します。
Uberから届くメール内のエクセルに、以下の内容を記入していきます。
- 店舗名
- 店舗電話番号
- 会社名(個人事業主は屋号)
- 代表取締役またはオーナー名(名前、生年月日)
- 営業時間
- メニュー(メニュー名、説明、料金)
- オプション

メニューは入力方法の解説や売上促進ガイドがあるので、それを参考にして入力するといいでしょう。
メニューは登録後にいつでも追加や変更できるので、最低限登録して後からちゃんと設定すれば大丈夫です。
営業許可証をアップロードしてしばらくしたら「Welcome to Uber Eats! レストランパートナーシップ電子契約書の送付」という件名のメールが届きますので、そこからWEB上で契約書にサインします。
④銀行口座・請求書の設定をする
電子契約書にサインしたら、振込先の銀行口座などの設定を行いましょう。
設定方法はメールでも案内が来ますが、こちらのUber Eatsレストランマネージャーにログインして行います。
銀行口座の設定
銀行口座の設定はUber Eatsレストランマネージャーの「支払」→「売り上げ」→「追加」から行います。
入力方法はUber Eats配達パートナーの銀行口座の設定と同じですので、以下のページをご覧ください。
- 口座名義は株式会社なら「Co Ltd.」、合同会社なら「LLC」と記入してください。
- カタカナ表記の口座名義は、例えば「株式会社イーツバーガー」なら「カ イーツバーガー」と記入してください。
- 信用金庫、ネット銀行、ゆうちょ銀行は基本的に登録できません。
請求書の設定

請求書の設定は、請求書に表示する名前を記入します。
消費税を納める義務がある方は、「私は、自らが提供する商品およびサービスについて、日本の消費税を納める義務を負います」にチェックを入れます。消費税を納める義務があるかどうかは自身の税理士に確認してください。
「Disclaimer」は免責事項という意味ですので、チェックを入れることで下の文に同意したということになりますので、チェックを入れて送信してください。
責任者の身分証をアップロード
2021年11月から責任者または契約者の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの顔写真つきの公的証明書)のアップロードが必須となりました。
Uber Eatsレストランマネージャーの「書類」タブからアップロードできます。
⑤最終確認フォームを入力したら営業開始可能
電子契約書にサインしたら「【回答必須】Uber Eats 最終確認フォームご回答のお願い」というタイトルのメールが届きます。
メール内にある「最終確認フォーム」に回答してから最短即日で営業開始できます。
最終確認フォームとは、以下についての設問に回答するフォームです。
- 銀行口座や請求書の設定は終わったか?
- メニューの設定は大丈夫か?Uberにコンサルをお願いするか?
- メニューの写真は自分で用意するかUberに撮影してもらうか?
- 営業開始日はいつにするか?
メニューの設定と写真撮影をUberに頼まないで自分で行う選択にすれば、最短即日で営業開始できます。
メニューの設定や写真撮影は登録した後でもUberに相談できるので、早く営業したい方は今は自分でやるといいです。
最終確認フォームに回答してから最短即日で「Uber Eatsに貴店の情報が掲載されました」というタイトルのメールが届きます。
メール内にレストラン用ダッシュボードのログイン情報が記載しているので、注文を受ける用のタブレット端末かスマートフォンでレストラン用アプリをダウンロードしてログインします。
Uber Eatsのメニューの写真撮影について
Uber Eats(ウーバーイーツ)に掲載するメニューの写真は、自分で用意するかUberに撮影してもらうか選択できます。
写真を自分で用意するメリットは早く登録できることです。
写真を自分で用意する場合はスムーズに登録できますが、Uberに撮影をお願いすると、撮影できるのが早くて1週間後で、写真ができるのが5日前後かかるので、登録完了まで通常より2週間くらいかかります。
また、Uberの撮影は有料で、15枚13,000円です。
ですので、早くUber Eats(ウーバーイーツ)の営業をしたい方やなるべくお金を掛けたくない方は写真撮影は自分でやることをおすすめします。
ただ、メニューの写真はかなり重要です。写真によって売り上げがだいぶ変わりますからね。
Uberによる写真撮影は登録した後でも可能ですので、登録してメニューもしっかり固まった後に撮影をお願いするといいでしょう。
Uberによって撮影された写真は食べログやぐるなびなど他のサイトでは使用できません。
とはいえ、自分で撮影するとしてもある程度は綺麗にしたいですよね。そういう場合は撮影ボックスを使うといいです。
私も実際に使用していますが、こちらの撮影ボックスは安い割には綺麗に撮れるのでおすすめです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗の解約方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗を解約するには、以下のUberサポートのメールアドレスにメールを送ります。
担当がついている方は担当者に連絡しても大丈夫です。
なお、いつ解約しても解約金や違約金はありませんのでご安心ください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に関するよくある質問
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録に関するよくある質問をまとめました。
Uber Eatsの出店費用は無料です。月額費用も掛かりません。
初期費用無料で出店できますし、維持費も掛かりませんので安心してください。
お酒の販売も可能です。
ただし、各種酒販免許をアップロードする必要があります。
お菓子だけの場合も飲食店営業許可証が必要です。菓子製造業許可証だけでは登録できません。
スマホでも大丈夫です。
ただ、スマホだと一部機能が使えなかったり、画面も見にくいので、最初はスマホを使用して、余裕が出てきたらタブレット端末を購入すると良いでしょう。
実際にUber Eatsに店舗が掲載されるのは、申し込みから最短1週間くらいです。
メニューの写真をUber Eatsに撮ってもらう場合は3週間くらい掛かります。
いいえ、1店舗で大丈夫です。登録するときに担当者と電話かメールする機会があるので、その時に複数店舗登録したいことを伝えてください。
同じ住所に複数店舗登録できます。例えば、同じ店舗でカレー専門店とサンドイッチ専門店など複数のアカウントで分けられます。
まずは1店舗で登録して、担当者にその旨を伝えてください。
料理を入れる容器は自分で用意します。
私は「容器スタイル」という通販サイトで購入しています。まずは少ない量を買ってみて、どれが最適か実験するといいでしょう。
Uber Eatsの出店を辞めるときに解約金や違約金は発生しまません。いつでも気軽に辞められます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録の問い合わせ先
加盟店舗がUber Eats(ウーバーイーツ) に問い合わせるには、電話、メール、チャットの3通りあります。
電話の問い合わせ先
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランサポートへの電話番号は以下の通りです。
電話番号:0800-300-5425
対応時間:7:00~26:30 (年中無休)
「0800」から始まる電話番号は「0120」と同じフリーダイヤルですので、電話代は無料です。
自動音声が流れますので、案内に沿って番号を選択してください。
- ご注文についてのお問合せ:1
- 営業時間の変更、タブレットの不具合、アカウントについて:2
- 請求書やお支払いについて:3
- メニューの追加や変更について:4
- その他のお問い合わせ:5
- もう一度聞く場合: 9
メールの問い合わせ先
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランサポートに連絡できるメールアドレスは以下の通りです。
メールアドレス:r.jp@uber.com
対応時間:8:00 ~ 23:00 (年中無休)
チャットの問い合わせ方法

Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランサポートにチャットで問い合わせるには、Uber Eatsレストランマネージャーの右下のチャットのアイコンからチャットできます。
対応時間は9:00~21:00 (年中無休) です。
なお、チャットで対応可能な問い合わせ内容は「アカウントとお支払い」か「テクニカルサポート」についてのみです。
その他の問い合わせは電話かメールで問い合わせてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を登録する方法や出店費用や手数料についてご紹介いたしました。
長くなってしまったので最後にまとめます。
- Uber Eatsの店舗登録の初期費用は無料
- 売り上げの35%の手数料がかかる(テイクアウトは12%)
- こちらのUber Eatsレストランページ
から申し込んで最短7日で営業開始できる
- メニューの写真撮影は自分でやるかUberに撮影をお願いするか選択可能
- Uberに撮影をお願いする場合は登録が通常より約2週間遅くなる(15枚13,000円)
Uber Eats(ウーバーイーツ)は初期費用は無料で、注文ごとに応じて支払うので固定費も掛かりません。
リスクはほぼないので、Uber Eats(ウーバーイーツ)のエリア内で飲食店を経営しているなら登録することをおすすめします。
なお、売り上げはいくらくらいあるかはエリアや飲食店のタイプによっても変わるので何とも言えませんが、私が取材した飲食店は1日50~100食くらい、10万円前後の売り上げがあるそうです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のために人件費を掛けることもないですし、出れば出るだけ利益になるので、登録して損はないのではないでしょうか?

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QRfoodを導入することで、オーダー業務が効率化され、人件費を最大50%削減可能で、新人スタッフの教育時間も軽減できます。
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