foodpanda(フードパンダ)はアジアを中心に世界中で展開されているフードデリバリーサービスです。
2012年にシンガポールで設立され、日本には2020年に上陸しました。
このページでは、foodpanda(フードパンダ)とはどのような特徴があるフードデリバリーサービスか?利用料金や支払い方法、配達員として働く方法など、網羅的に解説しています。
- foodpandaのエリアは東京、大阪、福岡など22都道府県
- foodpandaの加盟レストランは大手チェーン店から個人レストランまで多岐にわたる
- 日用品などを約30分で届けてくれるpandamartというサービスがある
- 初回限定の割引クーポンがある
- foodpanda配達員はシフト制
- foodpanda配達員は申し込みから最短1日で稼働できる
foodpanda(フードパンダ) は2022年1月31日で日本でのサービスは終了いたしました。
この記事の目次
foodpanda(フードパンダ)とは?
foodpanda(フードパンダ)とは、アジアを中心に世界中で展開されているフードデリバリーサービスです。2012年にシンガポールで設立され、日本には2020年に上陸しました。
基本的な仕組みはUber Eats(ウーバーイーツ)と同じで、アプリから食べたい料理を注文すれば指定した場所まで届けてくれるというサービスです。
料理の配達は、登録している一般の配達員が行うという点もUber Eats(ウーバーイーツ)と同じです。
アジア発のUber Eats(ウーバーイーツ)と理解しておけば間違いないでしょう。
foodpanda(フードパンダ)を運営しているのは「Delivery Hero(デリバリーヒーロー)」という会社で、2021年現在ではドイツ・ベルリンに本社を置いています。
日本進出に当たっては現地法人「Delivery Hero Japan株式会社」が設立され、日本でのfoodpanda(フードパンダ)の事業は「Delivery Hero Japan株式会社」によって運営されています。
もともとシンガポールで発足されたサービスであるため、foodpanda(フードパンダ)の売上の中心はアジアと中東地域がほとんどです。
日本では比較的新しいデリバリーサービスですが、既に国内のさまざまな地域でサービスを利用でき、今後もさらに利用地域を拡大していくと発表されています。
foodpanda (フードパンダ) のエリア
2021年12月時点、foodpanda(フードパンダ)を利用できる日本のエリアは以下の22都道府県です。人口の多い都市部を中心に、対応エリアは随時拡充されています。
foodpandaのエリア
- 北海道札幌市
- 宮城県仙台市
- 栃木県宇都宮市
- 埼玉県(さいたま市、川口市、戸田市、蕨市)
- 千葉県(千葉市、船橋市、習志野市)
- 東京都(23区)
- 神奈川県(横浜市、川崎市)
- 石川県金沢市
- 静岡県(静岡市、浜松市)
- 愛知県名古屋市
- 岐阜県岐阜市
- 京都府京都市
- 大阪府(大阪市、吹田市、豊中市、堺市)
- 兵庫県(神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市、姫路市)
- 広島県広島市
- 岡山県岡山市
- 香川県高松市
- 愛媛県松山市
- 福岡県(福岡市、春日市、大野城市、北九州市)
- 熊本県熊本市
- 大分県大分市
- 鹿児島県鹿児島市
とはいえ、もちろん上記の都市全域で利用できるというわけではありません。利用できない市町村もあります。
詳しいエリアはこちらの記事に書いてますのでご覧ください。
foodpanda(フードパンダ)の営業時間
foodpanda(フードパンダ)の営業時間は、全国一律で8:00~24:00までとなっています。
この時間帯なら、デリバリーでもテイクアウトでもサービスを利用することが可能です。
遅い時間の夜食などにも対応できるので、Uber Eats(ウーバーイーツ)などと比較しても利便性で劣るようなことはないでしょう。
ただし、上記の営業時間内であっても、加盟店舗の営業時間の関係でサービスを利用できない場合もあります。
foodpandaのシステムは、プラットフォーム内で加盟店舗が自由に営業時間を設定できるという仕組みです。
そのため、foodpandaで注文する際は加盟店舗の営業時間もチェックしておく必要があります。
また、配達員の不足や特定店舗での注文殺到などによって、時間指定による配達サービスが一時的に受けられないといったこともあるので注意が必要です。
foodpanda(フードパンダ)に加盟しているレストラン

foodpanda(フードパンダ)は、もともとアジアで認知度の高いサービスであるため、加盟店もインド料理や中華料理といったアジア系のレストランが多い傾向にあります。
また、大手チェーンやデリバリー専門店から、地元で親しまれている個人レストランまで、さまざまなレストランがfoodpandaに加盟しています。
代表的なfoodpandaの加盟店は以下の通りです。
- ケンタッキー・フライド・チキン(ハンバーガー)
- コメダ珈琲店(喫茶店)
- ドミノ・ピザ(ピザ)
- カレーハウスCoCo壱番屋(カレー)
- フレッシュネスバーガー(ハンバーガー)
- 濱かつ(とんかつ)
- すしざんまい(寿司)
- どん亭(しゃぶしゃぶ)
- リンガーハット(ファミレス)
- わたしのガパオ(タイ料理)
また、foodpandaはレストランだけではなく、 pandamart(パンダマート)という日用品、冷凍食品、調味料、飲料品などをデリバリーするサービスもあります。
foodpandaが製造メーカーなどより直接商品を購入して、foodpandaが運営している「配達専用ストア(ダークストア)」から配送するので、その分安く早く提供できます。
pandamart(パンダマート)の拠点は全てのエリアにはなく、現在は東京、横浜、埼玉、名古屋、大阪、京都、 神戸で利用可能です。
foodpanda(フードパンダ)で料理を注文するには?
foodpanda(フードパンダ)で料理を注文する際に重要な、以下の4つのポイントについて解説します。
- foodpandaの料金
- foodpandaの支払い方法
- foodpandaの注文の流れ
- foodpandaのクーポン
foodpanda(フードパンダ)の料金
foodpanda(フードパンダ)で料理を注文すると、料理代金のほかに配達料や少額注文手数料などがかかります。
このあたりの料金体系は、Uber Eats(ウーバーイーツ)とほとんど変わらないので、Uber Eats(ウーバーイーツ)で注文したことがある人ならわかりやすいのではないでしょうか。
では、foodpandaで料理を注文した際に、具体的にどのような料金がかかるのか順を追って説明していきます。
まず、料理を注文すると、その料理の代金がかかります。そこに、配送にかかる手数料(配達料)が加算されます。
配達料は注文店から届け先までの距離によって料金が決まる仕組みになっています。
注文店から届け先までの距離と配達料
- ~0.5km ・・・50円
- 0.5~1km・・・100円
- 1~1.5km・・・150円
- 1.5~2km・・・200円
以降0.5kmごとに50円ずつ加算されます。
この配達料は競合他社と比べてもかなりお得だといえるでしょう。
注文した料理の代金が、店舗やfoodpandaの設定する下限の金額に満たない場合、少額注文手数料がかかります。要するに、注文できる最低金額のことです。
foodpandaでは最低注文金額を1,000円に設定しているので、1,000円に満たない注文をした場合には少額注文手数料がかかります。
例えば、foodpandaで700円のドリンクを注文した場合は、注文最低金額1,000円との差額である300円が少額注文手数料として請求されることになります。
ですので、 foodpandaで注文する際は料理代1,000円以上使うことをおすすめします。
foodpanda(フードパンダ)の支払い方法
foodpanda(フードパンダ)ではクレジットカード、デビットカード、現金払いという3種類の支払い方法を選ぶことができます。
対応カードは「Visa」と「Mastercard」のみです。
現金払いは荷物の着払いと同じシステムで、注文した料理が届いた際に直接配達員に現金を手渡して料金を支払う方法です。
直接お金を渡さなければならないため、現金払いでは「置き配達」を指定することはできません。
クレジットカード、デビットカードでの支払いは、アプリでの注文時にカード番号を入力して料金を支払うシステムです。
現金払いとは違って、いちいち直接お金を渡す手間がかからない点にメリットがあります。
「置き配達」での注文も可能となるので、配達員とできるだけ顔を合わせたくない際は便利な決済方法です。
foodpanda(フードパンダ)の注文の流れ
foodpanda(フードパンダ)を利用して料理を注文するためには、まずスマートフォンでfoodpandaのアプリをダウンロードする必要があります。
アプリをダウンロードしなくてもネット上のfoodpandaサイトから注文することはできますが、アプリであれば料理の選択から注文・配達までスムーズにできるので、foodpandaを利用するならアプリを使ったほうが便利です。
foodpandaの注文の流れは以下の通りです。
- foodpandaのアプリをダウンロードする
- 会員登録をする
- 住所を登録する
- 料理を選ぶ
- 支払い方法を選択して料理を注文する
アプリをダウンロードしたら、画面左上の人型マークをタップしましょう。
そこから、会員登録してアカウントを設定することができます。会員登録できたら、料理を届けてもらう住所を設定します。
住所の登録は自宅だけではなく職場や出先など複数登録することが可能です。届け先の入力が済んだら、営業時間を確認して、食べたい料理を注文します。
頼みたい料理が決まっているなら、検索欄から直接レストランなどを探すことができます。
食べたい料理が決まっていない場合は、「アジア料理」や「和食」「中華料理」など、ジャンルから選択して選ぶ方法や、自分がいる場所の近くにあるレストランから注文する方法などから料理を選びましょう。
食べたい料理を選択すると、特記事項を入力する画面が開きます。
そこでは、アレルギーの有無や苦手な食材などを入力できるので、あらかじめ伝えておくことでお店側ができる範囲で配慮してくれます。
特記事項がなければ注文する個数を選択して「買い物かごに追加」をタップしましょう。
料理を複数注文する場合は、同じ手順で買い物かごに料理をいれていきます。
foodpanda(フードパンダ)のクーポン

foodpanda(フードパンダ)にはお得な初回限定クーポンがあり、合計3,200円の割引クーポンがGETできます。
クーポンの入手方法とクーポンコードはアプリのトップページのバナーに記載していますので、foodpandaのアプリをダウンロードしてチェックしてみてください!
foodpandaにレストランを出店するには?
foodpanda(フードパンダ)には、以下の8つのステップでレストランを出店することができます。
- foodpandaレストラン募集ページから申し込みフォームに店舗情報などを記載して送信する
- foodpandaから連絡が来る
- 営業許可証や口座情報などの必要書類を用意して提出する
- 審査が完了する
- 電子契約で契約を締結する
- 注文受付タブレットを受け取る
- 注文受付トレーニングをして掲載メニューを登録する
- 加盟店舗として営業開始する
foodpandaの加盟に初期費用はかからず、必要な諸費用は注文受付タブレットのレンタル料のみです。
完全成果報酬型で、注文数に応じてfoodpanda側に手数料を支払うというシステムになっています。
加盟店の手数料は売上の30~35%で、注文数が多いほど手数料も割安となります。
foodpanda(フードパンダ)で配達員として働くには?

foodpanda(フードパンダ)では料理を配達してもらうだけでなく、配達員(通称:pandaライダー)として料理を配達することで、お金を稼ぐことができます。
foodpandaの配達員になれば、自分の好きなときにいつでも配達を行うことができ、働いた分の給料を受け取ることができます。
foodpanda配達員は18歳以上であれば誰でも登録できます。
foodpandaの配達で使える乗り物は自転車、原付バイク、125cc以上のバイク(事業用)、軽自動車(事業用)です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の登録できる車両と同じですね。
ここでは、foodpanda配達員のメリットデメリットや登録方法、収入はいくらくらい稼げるのかなどを解説します。
foodpanda配達員はいくら稼げる?
foodpanda(フードパンダ)配達員の給料体系は、1件配達するごとに報酬が発生する歩合制です。
配達1回あたりの報酬金額はダイナミックサービス制度が導入され、配達ごとに報酬金額はバラバラです。
報酬金額は「ライダーのランク、受注率、配達時間、配達距離、配達エリア、車両タイプ」を元に計算され、注文を受ける前に報酬額が分かります。
1件あたりの配達報酬の平均はなんともいえませんが、配達1件600円~800円くらいが相場かなと思います。
foodpanda配達員の時給は配達員のランクやエリア、時間帯などにもよりますが、時給1,000円~1,300円くらい稼げそうです。
また、foodpanda(フードパンダ)の配達員は、他の同業サービスとは違ってシフト制が採用されています。
あらかじめ決まった時間にシフトを入れて、その時間帯のみ働くといった働き方となるので、Uber Eats(ウーバーイーツ)などのように好きなときに配達できるというわけではありません。
シフト制のメリットは注文数に対して必要人数だけのシフトを公開しているので、配達依頼が来やすいところです。暇な時間はあまりないので時間を無駄にしなくてですね。
逆にデメリットは働きたいときに働けないこと。ですので、foodpanda単体で稼ぐことは難しいので、 Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館など、他の配達バイトと掛け持ちしてやるといいでしょう。
foodpanda配達員の登録方法
foodpanda(フードパンダ)配達員の登録手続きは全てオンラインで完結することができます。
登録手続きもとても簡単で、申し込みから配達開始まで最短1日です。
foodpanda配達員の登録の流れは以下の通りです。
- foodpanda配達員登録ページから必要事項の入力と、必要書類のアップロードする
- オンライン研修に参加する
- シフトを予約して稼働する
①は結構入力項目が多く、配達エリア、生年月日、配達車両、銀行口座情報などを入力します。
アップロードするものはプロフィール写真、身分証、銀行口座のキャッシュカードです。
配達車両に軽自動車やバイクを登録する際は、車検証やナンバープレートなどの提示が必要なのであらかじめ用意しておきましょう。
②必要書類などをアップロードして審査が終われば、オンライン研修の案内メールが届きます。(私は12時間後に届きました)
オンライン研修では業務内容の説明や配達員アプリのログイン方法などの説明があります。およそ60分で終わります。
なお、オンライン研修は予約不要です。
③オンライン研修が終わりましたらシフトを予約して稼働します。オンライン研修した日にシフトが空いていれば即日稼働できます。
私は色々なフードデリバリーに登録しましたが、foodpandaが一番簡単に登録できましたよ!
ストレスもなく本当に気軽に登録できるので、foodpandaのエリアで稼働できる人はとりあえず登録しておくといいと思います。もちろん月額料金や維持費とかもなく無料ですので!
foodpanda(フードパンダ)まとめ
ここまで、foodpanda(フードパンダ)の特徴についてご紹介しましたが、最後に簡単にまとめます。
- foodpandaのエリアは東京、大阪、福岡など22都道府県
- foodpandaの加盟レストランは大手チェーン店から個人レストランまで多岐にわたる
- 日用品などを約30分で届けてくれるpandamartというサービスがある
- 初回限定の割引クーポンがある
- foodpanda配達員はシフト制
- foodpanda配達員は最低時間保証がある
- foodpanda配達員は申し込みから最短1日で稼働できる
foodpanda(フードパンダ)は日本に上陸した初期の頃は配達が予定より遅かったり、営業していないお店が営業中になっていたりなど不備が多く、正直評判はありませんでした。
ですが、最近はシステムも安定し、加盟レストランと配達員も増加してきて注文もしやすくなりました。
まだUber Eats(ウーバーイーツ)や出前館などと比べると加盟レストランは少ないですが、初回限定クーポンの割引額は高いので、よかったら一度foodpanda(フードパンダ)を利用してみてください。
現在foodpandaでは初回限定クーポンを配布中です!foodpandaを初めて利用する際は以下のクーポンをご利用ください。
【クーポン金額】
合計3,200円
【クーポンコード】
foodpandaのアプリのトップページに記載
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平均時給は1,500~2,000円くらいですが、配達に慣れると時給2,000円以上稼げたりします。
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募集エリア | 全国47都道府県(Uber Eatsエリア) |
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平均時給 | 約1,500~2,000円 |
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平均時給は約1,500~2,000円くらいですが、現在はキャンペーン中のためインセンティブが高く、時給2,000円以上稼いでいる人も結構多いですよ。
Uber Eatsと出前館の掛け持ちは必須!
募集エリア | 全国47都道府県(出前館エリア) |
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平均時給 | 約1,500~2,000円 |
特徴 | インセンティブがあると1件約2,000円になる場合がある。 複数の車両を登録できるので、日によって配達車両の変更可能。 登録は全てWEB上で完結でき、最短3日で稼働できる。 | 1回の配達報酬がフードデリバリーの中で一番高い。
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Uber Eatsや出前館と比べるとそこまで稼げませんが、ストレスなく快適にできるので、気分転換にも最適です!
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平均時給 | 約1,200~1,700円 |
特徴 | 配達員を評価するシステムがない サポートの対応が良い | 注文者に配達員の顔や名前が表示されない
おすすめ度 |